1. いびきは呼吸器障害や睡眠障害のサインです。

2. 意外に多い睡眠時無呼吸症候群
実は上記のような睡眠時無呼吸症候群の方は非常に多く、アメリカで実施された大規模な検査によると、少なく見積もったとして成人男性(30代から60代)の4%、女性の2%は睡眠時無呼吸だと言われています。同様に、日本人の調査においてもほぼアメリカの調査と同じ割合であったことがわかっています。
3. 睡眠時無呼吸症候群患者の寿命は短い
1時間あたりの無呼吸状態が30を超えるような重症の状態になると、寿命が縮まり7・8年後には2~3割の方が死亡するとの報告もあります。その原因のほとんどが脳卒中や心筋梗塞によるものです。詳細な調べによると、無呼吸症候群の患者さんは、無呼吸症候群がない人に比べ、高血圧が2倍・心筋梗塞が3倍・脳卒中が4倍・交通事故が7倍発生していると言われています。
4. 睡眠時無呼吸症候群の症状

5. 睡眠時無呼吸症候群の治療

一般療法
適切な食事療法、運動療法、禁酒、禁煙、規則正しい生活リズムなどが大事です。筋肉を弛緩させる寝酒はよくありません。
治療法
軽症~中等症
軽症では「寝酒をやめる」、「肥満の改善」、「横向きの体位」、「下顎を前に突き出す。口腔装具(マウスピース、別名スリープスプリント)」などが有効です。- スリープスプリントとは
-
上下の歯の間に介入させるマウスピースのような板状のものです。丈夫なプラスチックでできており、何年も使用できます。スリープスプリントは、下顎を前方に移動させ舌根沈下による閉塞を軽くします。これにより呼吸がしやすくなり、いびきも少なくなります。旅行にも携帯できます。適用は中等症以下の睡眠時無呼吸症候群またはいびき症です。
個人差はありますが、この治療方法により、
- 眠りが深くなる。
- 朝の目覚めがすっきりし気分爽快
- いびきをかかなくなり、団体旅行しても気兼ねなく寝られるようになる。
- 冷え性が改善する。
- 体調が良くなる。
中等症~重症
根本的な治療は難しく、おもにマスク型の器具を装着する経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP)が最近よく行われております。しかし完治は難しく、治療を中断すると直ちに元の症状に戻ることが多いです。- 経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP)とは
-
経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP)は、中等症以上の患者にとても有効的な治療法です。効果は使用開始直後から現れ、1日約4時間以上の使用で効果があります。
マスクによる皮膚障害鼻咽頭粘膜の乾燥、鼻閉、鼻汁、眼の刺激がおもな合併症です。尚、CPAPを保険で使用する際は1ヶ月に一度の来院が必要です。
〒849-0917
佐賀県佐賀市高木瀬町長瀬1245-3
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
8:30~12:00 | ○ | ○ | ○ | 13時 まで |
○ | 13時 まで |
- |
14:00~18:00 | 15時 ~ 19時 |
○ | ○ | - | 15時 ~ 19時 |
- | - |
休診日 / 日曜日・祝日
月・金曜日 19:00まで 火・水曜日 18:00まで 木・土曜日 13:00まで